【戦術】前置き
麻雀を打ち続けて8年、最近、特に考えるようになったのは戦術です。
牌効率、押し引き、打牌選択。そう言ったものは麻雀を打つうえで土台だと、僕は考えています。
では、土台ができたなら、何をするべきなのか。
サッカーにはマリーシアと呼ばれるプレーがあります。
サッカーを知らない人にはいきなりなんのこっちゃと思うかもしれません。
簡単に言うと、反則ではないけれど、反則すれすれのプレーのことです。
具体的には、審判から見えない角度で、手を使ってボールに触れたり、相手選手を突飛ばしたりといったところでしょうか。
表向きには反則を取られないギリギリのプレーですね。
これと同じものが麻雀にもあります。
三味線、腰牌などはこれに当たるのではないかと思います。
これらは表向きには、マナー違反程度で済みます。
あまりにも悪質でなければ、罰符を取られることもないでしょう。
あまり気分のいいものではありませんが、僕はこれを卓外戦術の一つだと考えています。
これに類似したことを、雀荘ではよく見かけます。
すでに聴牌をしているにも関わらず、「ずっと自摸切りだよー」と言ったり、待ち牌とは全く関係ない牌で腰を使って、惑わせたりするのもこれに当たると考えます。
これは確かに有効な手であるとは思います。
よく見ている人は、考えが狂ったり、押せるはずの牌が押せなくなったりします。
しかし、僕は絶対におすすめはしません。
どうしても上がりたい手があるかもしれません。
それを上がれば、勝てるのかもしれません。
けれど、それはたった一回の半荘のたった一局にしかすぎません。
その一局のために、大きなものを失います。
では、失うものとは何か?
それは信用です。
麻雀は対人戦です。相手がいて初めて成り立つゲームです。
それを自分の都合だけで相手を不快な気分にさせてしまえば、いつか相手はいなくなってしまいます。
僕は、自分だけでなく、相手も楽しめる麻雀が打ちたいです。
これは僕のエゴかもしれません。ただの自己満足です。
それでも、僕は一緒に打った人に、この人ともっと打ちたい、この人に勝ちたいと思われる打ち方をしたいです。
それが僕の考える本当の意味での戦術です。
さて、ようやく本題にたどり着けました(笑)
ここでは僕の考える戦術をいくつか紹介していきたいと思います。
こんなのはやりたくないとか、あまり有効じゃないと思ったら、無視してください。
僕がお伝えできるのは、考え方の一つでしかないということを忘れないでください。